ミクシィの会議室をお借りして、Vimの勉強会を主催しました。
忙しい中、きてくれた方、リモートで見てくれていた方ありがとうです!
本当はClosureLibraryの勉強会にしたかったんだけど、誰も聞きたい人が(ry
スライドはこちらから。
まとめ
OSごとのオススメVim紹介
Win、Macともに KaoriYa版Vim 推しです。
最初からヘルプが日本語なのは、入門者にとっても優しく嬉しいことです(さらに上級者による初心者のためのいろいろな議論があることを知るとありがたみがよくわかります)。これで安心して:helpが引けます。
今日来てくれた人はみなさんマカーだったので MacVim + KaoriYa を入れてもらいました。
途中、SnowLeopardの方が「MacVim動かない!!!」になってましたが、バージョンを変えたら無事インストールできました。
Shougoさんによる VimはVM は名言だと思います。
:Tutorialで基本操作をおさらい
基本的な操作ができないと、.vimrcの編集ができないので基本的な操作をおさらいしてもらいました。これはやっておいてよかったです(少なくともモード切替につまづくことはなくなった)。ただ、ワード単位の移動は鬼門でした。入力に思考時間が入ってしまう間は有用性に気づくのは難しいかもしれませんが、そのうち慣れます。鼻歌歌いながらdiwとかやってるVimmerになります。
実はこのスライドを書くまで :Tutorial の存在を知りませんでした。試しにやってみるといくつか知らないコマンドが…(Ctrl+Uは知りませんでした)。ただ、置換のチュートリアルで日本語だと無理ウボァってところがありました。うーん、どうしたらいいんだろう。何か知っている方、アドバイスお願いします。
体験型 Vim ビルドアップ
.vimrcに書き込むだけだと、一体どういう仕組みなのかがよくわからないのでは?と思ったので、プレーンな Vim から代表的な設定を組み上げていく体験をしてもらいました。
表示行移動のマッピングや行番号表示などをおこなっていき、どんどんVimが良くなっていく様を体験してもらいました。みなさん、面白がってやってくれたようでなによりでした。
6/15 追記
とーまさんから、「つ $MYVIMRC」とのご指摘が。
nnoremap <Leader>ev :tabnew $HOME/.vimrc<CR>
よりも、
nnoremap <Leader>ev :tabnew $MYVIMRC<CR>
の方がスマートですね。
NeoBundleのセットアップ
ひとまず普通のエディタの体裁は整ってきたので、プラグイン管理に手を出してもらいました。最初はカラースキームです。しかし、github側の問題でNeoBundleInstallが動作したりしなかったりと、結構苦労しました。ユーザ名ダイアログ地獄はもうこりごりです。git config --global user.name 'UserName' と SSH key の登録は忘れずに。
それでもなんとかカラースキームが入るようになると、各々好きなカラースキームを設定してくれました。バラバラだったのが面白かったw
hybridの布教は失敗しましたが、私は諦めていませんよ…
GithubでVimの設定を管理
.vimrc、.gvimrc、.vimをgithubで管理できるように環境構築してもらいました。実はここが今回の勉強会でもっとも重視していたことです。.vimrcを見てもらう/見るはVim上達の必須事項だからです。ただ、スライドの内容に記入漏れが多かった…(恥
- スライドの43ページ(1)と(2)の間に git initが必要
- スライドの43ページ(3)と(4)の間に github で new repository しておくことが必要
願わくば継続的にコミットしてくれると嬉しいのですが、一ヶ月後はどうなっているでしょうか…
おすすめプラグインの実演
- 括弧やクオートで囲む vim-surround
- ステータス行を改良する powerline
- 目的の場所に素早く移動する easymotion
- バッファをサムネールで並べて表示する thumbnail.vim
- Windowsでもうごくshell vimshell
- 使いやすいファイラー vimfiler
- 情報を見やすく提示する unite
- アウトラインで素早く移動する unite-outline
- 超速で実行する quickrun
- Vimの戦闘力を計る vim-scouter
- 文法チェックをおこなう syntastic
を実演しました。
もともと早く終わってしまったときのために用意していたため、準備不足もいいところでしが、powerlineは全員装備になりました。powerline様スゲェ。
uniteやvimshellは文字サイズがあまりに大きかったためか、うまく機能しれくれませんでした。残念。でもまあ、そのうち自発的に使いはじめてくれることでしょう。
感想
お越しいただいた人にはおおむね満足いただけたようです。ただ、リモートの方をおざなりにしすぎました。本当にごめんなさい。どうしたら公平にできるのかは悩みどころです。他の人の勉強会の様子を見て盗んでいこうと思います。
勉強会に参加してくれたみなさん、本当にありがとうございました!
次は誰が開催してくれるのカナー (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
勉強会後はみんなでねぎしで晩ご飯を食べて帰りました。バンドエードウマー